2015-01-01から1年間の記事一覧
人間を考える (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー) 「人間には、万物を支配する力が、その本性として与えられている」―20年以上にわたる研究の末、人間の本質を究めた「新しい人間観」。それをもとに人間の歩むべき道を説いた「真の人間道」。経営者と…
2015 年10月東京モーターショーで、メジャーリーガー、イチローとトヨタ自動車の豊田社長の対談を見る。イチローは「後退を受け入ろ」と語る。 ICHIRO×AKIO TOYODA #11「ICHIRO×AKIO TOYODA(フルバージョン)」 - YouTube 成長するには後退もしないといけな…
日本の「運命」について語ろう 浅田氏は小説家、歴史を学ぶ意味は二つあります。 ひとつは現代につながる考え方や社会のありようを知ること。そしてもうひとつが、平和な時代が続けられなくなった理由について考えることです。(2015) 1853年黒船来航 4隻の…
光合成とはなにか―生命システムを支える力 (ブルーバックス) 園池氏は光合成の環境応答の研究家、光のエネルギーで生きることを選んだ「植物という生き方」を考えてみよう。(2008) シアノバクテリアの誕生 おそらく今から27億年ぐらい昔、地球上に水を分解…
ブッダは実在しない (角川新書) 島田氏は宗教の研究家、釈迦誕生からその後の仏教の変遷をたどると、ブッダは実在の人物ではなく創り出された一つの観念だった。その観念から、人物としてのブッダが生み出されていったかを読み解いた日本初の画期的な「ブッ…
性と進化の秘密 思考する細胞たち (角川ソフィア文庫) 団まりな(1940-2014)は発生生物学の研究家、今から38億年前、偶然によってたった一つの細胞が地球上に誕生する。この細胞が人間のような複雑な生物へ進化した生命の仕組とは。(2010) 階層性とは …
不均衡進化論 (筑摩選書) 古澤氏は発生生物学の研究家、生物は、遺伝子に偶然生じた突然変異によって進化する。だが、突然変異の多くは有害だ。偶然にまかせていては、進化どころか絶滅してしまうのではないか?この矛盾を解く鍵は、DNAが自己複製の際に見せ…
未来に先回りする思考法 株式会社メタップス代表取締役社長の佐藤航陽が自身の体験から培った「どんな状況にあっても未来を見通せる汎用的な思考体系」を、読者のみなさまにお伝えします。(2015) テクノロジーには流れがある テクノロジーは「人間を拡張す…
アンドロイドは人間になれるか (文春新書) 石黒氏はヒト型ロボット=アンドロイドの研究家、 アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは?常識を次々と覆していく鬼才が人間の本質に迫る。(2015) どうしてアンドロイドを作るか?…
私たちはどこから来て、どこへ行くのか: 科学に「いのち」の根源を問う (単行本) 森氏は作家、人とは何か。人はなぜ死ぬか。宇宙に終わりはあるか。福岡伸一、池谷裕二、村山斉などの第一線で活躍する科学者たちに問うことで、人と科学の根源に挑む。(2015…
安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 (文春新書) 驚異の「26期連続増収増益」ドンキホーテはいかにして生まれたか?ドンキは幾多の困難に見舞われたが、安田氏はそのたびに徹底的に自らを追い込んで苦悶しながら考え続け、「逆張り」の視点で災いを福に…
ゴースト・ボーイ 1988年、12歳のマーティン・ピストリウスは原因不明の病気になった。18ヵ月後には口もきけず、車椅子に座らされていた。 医師たちは両親に告げた。退行性の未知の病で、彼の心は赤ん坊に戻ってしまった、と。誰も知らなかったのは、身体こ…
かわいい自分には旅をさせよ (文春文庫) 男の堕落とはなにか――笑いと涙の極上エッセイ集(文庫は2015) 「昭和五十九年度目標事項」 書斎の押し入れには、ボツ原稿の束がいくつもの段ボールに詰められて眠っている。その中から、たまたま「昭和五十九年度目…
語源に隠れた世界の歴史: 世界史の重要知識もわかる! (知的生きかた文庫) 岩中氏はライター、世界中の歴史を、語源という窓から覗いてみませんか?(2015) なぜ七面鳥はターキーなのか? 七面鳥はアメリカ大陸北中部一帯の、開けた落葉樹と針葉樹の混合林に…
地図の科学 なぜ昔の人は地球が楕円だとわかった? 航空写真だけで地図をつくれないワケは!? (サイエンス・アイ新書) 山岡氏は地図作製の実務経験者、現代生活に密着する地図は、必要不可欠な存在です。でも、いつ、どこで、誰が、どうやって地図をつくっ…
脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫) 前野氏はロボット・ヒューマンインタラクションの研究を行う。意識とは何か。意識はなぜあるのか。「人の『意識』とは、心の中でコントロールするものではなく、『無意識』がやったこ…
声優魂 (星海社新書) 大塚氏は声優、「みんながこれをやらないから、私に仕事が来る」 声優界に並び称される者のない唯一無二の存在、大塚明夫。稀代の名声優がおくる、声優志望者と、全ての職業人に向けた仕事・人生・演技論であり、生存戦略指南書。 (201…
フレッシュネスバーガー手づくり創業記 (アスペクト文庫 B 9-1) 栗原氏はフレッシュネスバーガーの創業者、大企業の重役室に収まり、会議ばかりの日々に虚しさを覚えていた「僕」は、ある日、格安の不動産物件に出会い、一目惚れ。自腹を切って、一人でハン…
物語 シンガポールの歴史 (中公新書) 岩崎氏はシンガポール地域経済の研究家、一人当たりのGDPで日本を抜きアジアで最も豊かな国とされるシンガポール。一九六五年にマレーシアから分離独立した華人中心の都市国家は、英語教育エリートによる一党支配の下、…
メメント・モリ 藤原氏は写真家、書名の『メメント・モリ』とは、「死を想え」という意味で、ヨーロッパ中世末期にさかんに使われたラン語の宗教用語だ。この本には、著者の短いコメントが付けられた74枚のオールカラー写真が収められ、生の光景に潜む無限の…
ナポレオン言行録 (岩波文庫 青 435-1) かならずしも長くはない一生にナポレオン(一七六九―一八二一)はおびただしい量の手紙・布告・戦報・語録などを書き,あるいは口授した.本書はそのうちから最も意味深く最も興味深い文章を選んで年代順に配列したも…
満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦 (角川新書) 安豊氏は経済システム論の研究家、混迷の中で建国され13年で崩壊した満洲国。一極集中の特異な社会、急拡大した満鉄、石原莞爾ら陸軍エリートの苦悩――成立と暴走の要因を「東大話法」で話題の著者が解…
スター・ウォーズ論(NHK出版新書 473) 川原氏はTVディレクター・ライター、1977年の第1作公開以来、世界中にファンを獲得したスター・ウォーズは、映画史に燦然と輝く傑作サーガだ。当初は 「ボツ企画」扱いをされた同作は、いかに最強コンテンツへと生まれ…
あなたのプレゼンに「まくら」はあるか? 落語に学ぶ仕事のヒント (星海社新書) 立川志の春は二つ目の落語家、イェール大学→三井物産→落語家という経歴を持つ。落語は、面白くて、ためになる!落語修業を経て私の中に芽生えたのは、「サラリーマン時代に落語…
君の歳にあの偉人は何を語ったか (星海社新書) 真山氏は人物研究家、偉人はどうしてその言葉を言ったのか? 偉人の一人として正岡 子規(1867-1902年)が紹介されている。 正岡子規とホトトギス いよいよこれから自分の人生が動き出す。そんな矢先に、22歳の…
コメを選んだ日本の歴史 (文春新書) 原田氏は日本の料理史の研究家、イモ、雑穀、獣肉…。さまざまな食物のなかで、どうしてコメだけが聖なる地位を獲得できたのか?(2006) なぜコメなのか? まず何よりコメは、栄養価が高く食味に富む食物で、繁殖力に優れ…
立身出世主義―近代日本のロマンと欲望 竹内氏は教育社会学の研究家、立身出世主義は近代日本人の大きな物語だった。(2005) 立身出世主義 明治日本の幕開けによって、職業選択の自由や居住の自由が宣言され、社会的流動性の桎梏となっていた制度が解除され…
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 シュイナード氏はアウトドア衣料メーカー、パタゴニアの創業者、「社員をサーフィンに行かせよう」という精神は、会社が従業員を信頼していていないと成立しない。お互いに信頼関係があるからこそ、…
熱狂する現場の作り方 サイバーコネクトツー流ゲームクリエイター超十則 (星海社新書) 松山氏はゲーム制作会社の経営者、 「サイバーさんはめんどくさい」とまで言われてしまう妥協なき開発姿勢の源泉はなんなのか。経営者でありゲーム・クリエーターである…
納豆の起源 (NHKブックス No.1223) 横山氏は地理学の研究家、ナットウの起源は、いまだ明らかでない。著者は近年、東南アジアからヒマラヤまで広範な地域のフィールドワークを敢行。(2014) 納豆とは 日本の納豆は、納豆菌で発酵させた無塩発酵大豆食品と分…