2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
インテル 世界で最も重要な会社の産業史 「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」つまり「コンピュータの処理能力は指数関数的に向上していく」、1965年、インテルの創業者であるゴードン・ムーア博士が発表した論文に書かれていた半導体の能力に関する洞…
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 サイド氏は英国のコラムニスト、ライター、だから人は、同じ過ちを繰り返す――。(2016) 医療過誤は死因の第3位 1999年、米国医学研究所は「人は誰でも間違える」と題した画期的な調査レポートを発表した…
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術 三木氏はソフトバンク社長室長を経て、事業化として独立。孫正義社長のどんなむちゃぶりにも答えるために必要だったのが、超スピードで、かつ確実に成…
「棲み分け」の世界史―欧米はなぜ覇権を握ったのか (NHKブックス No.1222) 下田氏はドイツ史・ヨーロッパ史の研究家、かつて文明に程遠い周縁の地であったヨーロッパが武力によって世界を支配して以降、国際秩序に変化はない。彼らの飛躍的発展を可能にした…
フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書) 筒井氏はフリーランスの麻酔医、大学病院の教授の権威は失墜し、野心溢れる若手医師が目指す存在ではなくなった。専門的なスキルを売りにして腕一本で高額な報酬を得るフリーランス医師は、 病院にとって…
科学の発見 ワインバーグ氏は素粒子物理学の研究家、1979年ノーベル賞受賞。「美しくあれかし」というイデアから論理を打ち立てたギリシャの時代の哲学がいかに科学ではないか。(2016) 物理学の目標とは何か? 物理学の目標および標準はその間(過去百年単…
真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書) 佐々木氏は仏教哲学、大栗氏は素粒子論、の研究家。 心の働きを微細に観察し、人間の真理を追究した釈迦の仏教。 自然法則の発見を通して、宇宙の真理を追究した近代科学。 アプローチこそ違うが、この世の…
運が99%戦略は1% インド人の超発想法 (講談社+α新書) 山田氏はインド神話の研究家、30年に渡りインドと向き合ってきた。本書はインドと日本の比較文化論。(2016) 0はインド人の発見 よく知られているように、「0」の発見はインド人の偉業である。・…
いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (幻冬舎文庫) 7年半もぶっ通しで、自転車で世界を旅した著者。行かずに死ねるか、の続編(2010) 旅のマンネリ化 南米では旅は2年目を迎えた。1年というひとつの区切りを終え、さら…
コンクリートなんでも小事典―固まるしくみから、強さの秘密まで (ブルーバックス) コンクリートは 維持管理をきちんとすれば、構造物を100年もたせることも可能。(2008) コンクリートはなぜ固まるか セメントの原料には、主に石灰石と粘土、そして少量のけ…
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 中川氏はトニュースサイトの編集者、普及しすぎて、いまやバカの暇潰し道具だ。(2009) テレビの時代は本当に終わったのか? 少なくとも日本の場合、結局これが真実だ。 ・最強メディアは地上波テレビ。彼らが最強で…
不格好経営―チームDeNAの挑戦 南場氏は1999年DeNAを設立、経営とは、こんなにも不格好なものなのか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に。」――創業者が初めて明かす、奮闘の舞台裏。(2013) すみません、どうしても仕事がうまくできません (最も…
増補 モスクが語るイスラム史: 建築と政治権力 (ちくま学芸文庫) 羽田氏は歴史学の研究家、モスクは単なる「祈りの場」ではない。人々の社交の中心であり、教育施設、宿泊所、そして政治活動の舞台など、多様な役割を担ってきた。(2016) 最初のモスク 622…
シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫) 椹木氏は美術評論家、恐れることはない、とにかく「盗め!」世界はそれを手当たり次第にサンプリングし、ずたずたにカットアップし、飽くことなくリミックスするために転がっている素材のようなものだ―(2001) 戦後の…
マッキンゼー流 最高の社風のつくり方 社員が生き残りをかけて同僚と戦うか,それとも勝つために競合他社と戦うか,それを決めるのは「社風」だ !(2016) 社風の良い会社 (米国のスーパーマーケットチェーンである)ホールフーズ社の社風に特別な力があるのは…