哲学
未知との遭遇【完全版】 (星海社新書) 佐々木氏は批評家、 我々は一度きりの生を、いかに肯定すべきだろうか?(2016) 未知とは何か? 「まだ起こっていないこと」「まだ知らないこと」「まだ出会っていないこと」は、要するに「未知」です。「未知なるもの…
人工知能のための哲学塾 三宅氏はゲームAI開発者、人工知能は「私」というものを持ちうるのか? そうならばそれはいかにしてか? 「世界」とは何か? そして「身体」とは何か?(2016) 遠心性コピー 遠心性コピーは、1953年に医学の研究の中で発見されました。…
20世紀とは何だったのか (PHP文庫) 佐伯氏は社会経済学の研究家、西洋近代主義が「ニヒリズム」へと行き着き、それが今や世界を覆いつつある。(2015) ニヒリズム 19世紀ヨーロッパの近代主義が行き着いた(のは)ニヒリズムです。キリスト教の神なり古典的…
使える 弁証法 田坂氏は文筆業、「ヘーゲルの弁証法」は、日々の仕事の役に立ち、現実の問題に使えるのです。(2005) 企業経営にとっての矛盾、利益追求か社会貢献か? この「利益追求」と「社会貢献」は、しばしば、経営の現場においては「矛盾」として現れ…
禅とオートバイ修理技術〈上〉 (ハヤカワ文庫NF) 記憶障害を患った元大学教師が、オートバイで旅をした哲学紀行(原書は1974、文庫は2008) オートバイという観念 精密機械というものは、ある観念(アイデア)の実現を意図して、できるだけ精密に作…
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) アダムス氏はイギリスの脚本家、シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作。 (原書は1979) このSFは「究極の哲学的疑問の答え」をコンピュータによって解明しようとすることがモチーフになってい…
生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来 (現代哲学への招待 Great Works) クラーク氏は認知科学、哲学の研究家、言語の登場以来、人間はサイボーグだった!コンピューターや人工知能、スマートフォンやタブレット端末、脳や身体に直接埋め込…
4日間集中講座 世界史を動かした思想家たちの格闘~ソクラテスからニーチェまで~ 茂木氏は予備校にて世界史を教える、神なき時代をどう生きるか?(2015) デカルト座標 当時の数学は、建築技師などが使うギリシア起源の幾何学と、商人や金貸しが計算に使うイ…
感情とは何か: プラトンからアーレントまで (ちくま新書) 清水氏は哲学、哲学史の研究家、怒る、悦ぶ、悲しむ、妬む…。生きていれば、さまざまな「感情」が誰の心にも去来する。だが、その本質は何か。(2014) 藝術作品は事実のコピーではない 実際に起こった…
感情とは何か: プラトンからアーレントまで (ちくま新書) 清水氏は哲学、哲学史の研究家、怒る、悦ぶ、悲しむ、妬む…。生きていれば、さまざまな「感情」が誰の心にも去来する。だが、その本質は何か。(2014) 藝術作品は事実のコピーではない 実際に起こった…
自由は進化する デネットは認知科学、あるいは哲学者。自由は進化を加速するシミュレーションのツールとして自然がくれた。(2005) 遺伝子からの自由 まったくランダムな突然変異が遺伝子に生じる→新しい形質→現実世界でのテスト→100億に一つの確率で有利なら…
ポスト・モダンの条件―知・社会・言語ゲーム (叢書言語の政治 (1)) フランスの哲学者リオタールの代表作、西洋という「大きな物語」とそれに支えられた科学の時代の終焉。(1979年刊) 大きな物語 今日の文化・社会-すなわちポストインダストリーの社会、ポス…
はじめての構造主義 (講談社現代新書) 構造主義とは「あらゆる現象に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を理解し、場合によっては制御するための方法論」を指す言葉である。橋爪氏は構造を数学的概念であると説明する。(1988年刊…
はじめての構造主義 (講談社現代新書) 構造主義とは「あらゆる現象に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を理解し、場合によっては制御するための方法論」を指す言葉である。橋爪氏は構造を数学的概念であると説明する。(1988年刊…