2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ディズニーランドという聖地 (岩波新書) 能登氏はディズニーランドにビジネスとして関わった経緯を持つアメリカ文化の研究家、カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは、いったい何なのか。(1990) ディズニーランド アメリカのカリフォルニア州…
ウェブとはすなわち現実世界の未来図である (PHP新書) 小林氏はメディアの実務家、「現実世界のほうがウェブで培われた思考様式、心理状態をコピーしていく」(2014) ソーシャルメディアは人と人をつなぐ フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディア…
経済は「競争」では繁栄しない――信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学 ザック氏は神経経済学者、経済を繁栄へと導くものは「天然資源」でも「勤労意欲」でもなく「信頼」だった!神経経済学を世界で初めて提唱した俊英が、信頼で経…
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす シーゲル氏は金融論の研究者、投資家に本当の利益をもたらすのは、企業の急成長ではなく永続である。(2005) アメリカの鉄道産業 1950年代半ば、傾きかけていた鉄道業界は、さらに二重の打撃に見舞われた…
START INNOVATION ! with this visual toolkit.〔スタート・イノベーション! 〕―ビジネスイノベーションをはじめるための 実践ビジュアルガイド&思考ツールキット H・F・ウルファンは、スタートアップのコンサルタント、どうやってイノベーションを起こすの…
宇宙のはじまり (イースト新書Q) 多田氏は素粒子物理学の研究家、宇宙はどのように誕生し、今の姿になったのか? 140億年後を生きる人類は、加速器という装置を作り出し、宇宙が生まれた瞬間――100兆分の1秒後にまで迫っている。2015) <a href="http://kocho-3.hatenablog.com/entry/2013/10/12/134643" data-mce-href="http://kocho-3.hatenablog.com/entry/2013/10/12/134643">ヒッグス粒子の次は暗黒</a>…
だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書) 石川氏は認知行動理論野研究家、 人間の特徴は「協力すること」です。他人のために働いても、他人は恩返ししてくれないかもしれません。それでも、協力する、という気持ちを、私たちの多くが共有して…
世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫) 髙野氏はノンフィクション作家、 サハラ砂漠でマラソン!? ある深夜、ネットでサハラ・マラソンなるサイトを見つけた著者。酔った勢いで主催者に参加希望のメールを送ったところ、あっさりと参加を認める返信がきた。(…
つながり 社会的ネットワークの驚くべき力 クリスタキス氏は医学博士、フィラー氏は政治学の研究家。 肥満も性感染症も笑 いもすべて伝染する!?が提示する、クラウド時代の社会的ネットワークの姿。 (2010) 不幸な人びとと幸福な人びとは別々のグループに固…
つながり 社会的ネットワークの驚くべき力 クリスタキス氏は医学博士、フィラー氏は政治学の研究家。 肥満も性感染症も笑 いもすべて伝染する!?が提示する、クラウド時代の社会的ネットワークの姿。 (2010) 不幸な人びとと幸福な人びとは別々のグループに固…
人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~ (光文社新書) 田坂氏はビジネス書の著者、一流の経営者は、昔から「多重人格」、「多重人格」とは、精神の病ではない。(2015) リーダーは多くの人格を使い分ける 全社員の前で会社の将来ビ…
化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15 (光文社新書) 佐藤氏はサイエンスライター、化学とは、「昨日まで世界になかった物質を、自由に創り出せる唯一の分野」であり、 実際に現在、我々の生活を支える品々をあれこれ創り出している…
「売り言葉」と「買い言葉」―心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書 412) 岡本氏はコピーライター、「伝える」という手段が目的になってしまい、本当の目的である「動かす」にまで思いがいたっていないという印象です。(2014) 売り言葉とは、売り手の目線で書…
iPS細胞 不可能を可能にした細胞 (中公新書) 黒木氏は癌細胞の研究家、2006年、山中伸弥は、たった4種類の遺伝子によって大人の細胞が、未分化の細胞に初期化することを発見した。(2015) 胚盤胞 ヒトの場合、受精後5日ぐらいになると、細胞数が100個以上…
万国博覧会の二十世紀 (平凡社新書) 海野氏は評論家、世界中のさまざまな物と人が一堂に会する万国博覧会。万博とは何だったのか?(2013) 万国博とは~1851年ロンドン博 万国博の歴史は1851年のロンドン博にはじまるとされている。18世紀後半から、かなり大規…
権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 C-36) なだ いなだ(1929-2013)は作家、精神科医として活躍。人間の在るところいつもつきまとい、われわれの生活を根元から規定している権威と権力。著者は、日常身近な諸事象の分析からその正…
不愉快なことには理由がある 橘氏は作家、脳科学や遺伝学、行動経済学、ゲーム理論などの学問と融合し、急速に発展した現代の「進化論」。(2012) 思い悩むシミュレーションが心の本質 進化心理学では、キリンの首が長くなるような身体的特徴だけでなく、人間…
感情とは何か: プラトンからアーレントまで (ちくま新書) 清水氏は哲学、哲学史の研究家、怒る、悦ぶ、悲しむ、妬む…。生きていれば、さまざまな「感情」が誰の心にも去来する。だが、その本質は何か。(2014) 藝術作品は事実のコピーではない 実際に起こった…
感情とは何か: プラトンからアーレントまで (ちくま新書) 清水氏は哲学、哲学史の研究家、怒る、悦ぶ、悲しむ、妬む…。生きていれば、さまざまな「感情」が誰の心にも去来する。だが、その本質は何か。(2014) 藝術作品は事実のコピーではない 実際に起こった…
ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器> (イースト新書Q) 多田氏は素粒子物理学者、原子核が膨大なエネルギーを生み出す仕組みから、兵器に利用する際の設計方法、冷戦時代につくり出された究極の産物まで、直視しなければ見えてこない「核」の本当の姿を…
ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器> (イースト新書Q) 多田氏は素粒子物理学者、原子核が膨大なエネルギーを生み出す仕組みから、兵器に利用する際の設計方法、冷戦時代につくり出された究極の産物まで、直視しなければ見えてこない「核」の本当の姿を…
さすらいの仏教語 (中公新書) 玄侑氏は作家、私たちの周りでは仏教由来の言葉が数多く使われている。(2014) 言葉とは 言葉は人間の一生とは比べものがないほど長生きだ。いや、短命な言葉も勿論あるが、ここで取り上げた言葉たちはみな果てしなく長寿である…
生物に学ぶイノベーション―進化38億年の超技術 (NHK出版新書 440) 赤池氏は科学技術ジャーナリスト、生物進化の不思議を読み解きながら、「新発想のヒント」を記す。(2014) どうして有死の有性生殖を選択したか? 自ら増殖することが可能なだけで、死ぬこと…
文明の誕生 - メソポタミア、ローマ、そして日本へ (中公新書) 小林氏は古代オリエント氏の研究家、都市や道路、お金やカレンダー、文字や宗教、そして動物との関係まで、私たちの文明がいつ生まれ、どう変わったのかを巨細に辿る。 (2015) 国王の横顔を刻ん…
ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと) 18歳で光と音を失った著者は、絶望の淵からいかにして希望を見出したのか―米国TIME誌が選んだ「アジアの英雄」福島智氏初の人生論。 (2015) 指点字 と…
怒れ! 憤れ! 若者よ、無関心はいけない。怒りを持って行動せよ。欧米の怒れる人々に火をつけたといわれている活動家の回想記。(2011 ) ステファン・エセル (仏1917 – 2013年) 外交官、大使、作家、強制収容所生還者、フランス・レジスタンスメンバー。 後年…
技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書) 畑村氏は失敗学、創造的設計論、「技術では負けていない!」という思い込みを捨てよ。(2015) iPhoneを分解してみて 実際に分解してみてわかったのは、一般的な電子部品と違って電気的な接合やハ…
企業家とは何か 革新の担い手「企業家」をシュンペーターはどう捉えたのか。現代に生きる古典の初邦訳。(論文は1928~1949に執筆、本書は1998) ヨーゼフ・アーロイス・シュンペーター(1883-1950年) オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)モラヴィア…
貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435) 西部氏は進化経済学の研究家、貨幣が持つ不思議な原理と予期しない振る舞い。(2014) 貨幣と言葉 貨幣は物々交換をより効率的で便利にするものというより、その存在自体が物と物との交換を始…
コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書) 川上氏は実業家であり"ジブリプロデューサーの見習い"、本書はその卒論。(2015) 本書、はじめに コンテンツとはなんだろう、クリエーターとは何をやっている人たちなのか。いわゆる天才クリエー…