毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

”生きているだけで丸儲け by さんま”を実践するには、、、~『 まだ「会社」にいるの? 』山口揚平氏(2013)

まだ「会社」にいるの? ~「独立前夜」にしておきたいこと~ 山口氏は金融出身のコンサルタント、「会社を辞めたい、でも辞める勇気がない」そんなジレンマを抱える人にの背中をそっと押したくて、 僕はこの本を書きはじめました。(2013) 能力を高めるより期…

無頼とはルーティーンに埋没しない人のこと~『 ヤクザと日本―近代の無頼』宮崎学氏(2008)

ヤクザと日本―近代の無頼 (ちくま新書) 宮崎氏はノンフィクション作家、ヤクザとは、法の支配がおよばない炭鉱・港湾などの最底辺社会に生きた者たちが、生きんがために集まり発展したのが近代ヤクザの始まりといえる。(2008) 1884年賭博犯処分規則が布告…

ストップウォッチを持って仕事をしたことがありますか?~『 生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』伊賀泰代氏(2016)

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの 伊賀氏はキャリア形成コンサルタント、日本企業は生産現場での高い生産性を誇ったが、ホワイトカラーの生産性が圧倒的に低く世界から取り残された原因となっている。(2016) 生産性とは生産現場だけのも…

人はなぜコレクターになるのか?~『 現代美術コレクター』高橋龍太郎氏(2016)

現代美術コレクター (講談社現代新書) 高橋氏は精神科医、1997年から現代美術の収集を始め、全国でコレクション展を毎年開催するほどの重要なコレクションを築き上げる。(2016) なぜ人は美を求めるのか? 人類は類的存在だと言われている。これは単独でし…

マネージャ―は部下に任せるのが本当にいいのか?~『HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント 』A・S・グローブ氏(2017)

HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。(原書は1984年、復刊は2017) 部下をどうやってマネージするか? マネージャー…

250年前、チェス指しロボットが存在していた!?~『 謎のチェス指し人形「ターク」』T・スタンデージ氏(2011)

謎のチェス指し人形「ターク」 スタンデージ氏は作家、1770年、ウィーンで常軌を逸した発明がベールを脱いだ。通称「ターク(トルコ人)」というロボットは、世界第一級のチェスの指し手だった! (2011) チェス指し人形「ターク」の誕生 1769年の秋のある…

いつ、カースト制度はインド社会に導入されたのか?~『 インド人の謎』拓 徹氏(2016)

インド人の謎 (星海社新書) 拓氏は現代カシミールの社会史・政治史の研究家、混沌のインドはいつから混沌のインドになったか?(2016) カースト制度はイギリスが再定義した 広大なインド亜大陸を統治するにあたり、イギリス政府にはインド社会の性格を理解…

どうしてヒトの脳は大きくなったのか?~『幼児化するヒト - 「永遠のコドモ」進化論』C・ブロムホール氏(2005)

幼児化するヒト - 「永遠のコドモ」進化論 ブロムホール氏は動物行動学のバックグラントを持つTVディレクター、地球上で最も奇妙な進化のプロセスを続けてきた人間は幼児化してきた!(2005) デズモンド・モリス氏の序文より (本書の)テーマは、私たちが…

オリジナルを追求することに失敗はない~『 ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』A・グラント氏(2016)

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代【2016年Kindle三笠書房ランキングベスト10書籍】 グラント氏は組織心理学者、「独創性」は、与えられるものではない。すでにあなたの中に存在するのだ――(2016) オリジナルとは 私のいう「オリジナ…

実は20世紀、日本はパワーゲームの主役だった~『優位戦思考に学ぶ 大東亜戦争「失敗の本質」』日下公人氏×上島嘉郎氏(2015)

優位戦思考に学ぶ 大東亜戦争「失敗の本質」 大東亜戦争における日本の「失敗の本質」とは何か? それは、「戦争設計のなさ(政治的に何を勝利とするかが不分明)」であったこと。我々はここから何を学ぶか?(2015) 優位戦思考 優位戦は、攻めることも守る…

世界一周に目的はあるのか?~『行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅』石田ゆうすけ氏(2006)

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫) 石田氏は旅行作家、「平穏な人生?それが運命なら自分で変えてやる!」そう決意してこぎだした自転車世界一周の道。出会いと別れを繰り返しながら駆け抜けた七年半の旅。(単行2003年、文庫2006)…

将来自動車運転は乗馬の様なスポーツに戻るのかもしれない¥~『 サイエンス異人伝 科学が残した「夢の痕跡」』荒俣宏氏(2015)

サイエンス異人伝 科学が残した「夢の痕跡」 (ブルーバックス) 荒俣氏は作家、 発明品と発明者の伝記を読み解く(1995年単行、2015新書) 路上の交通機関 路上の交通機関は、19世紀後半に、ひとつの黄金期を迎えていた。まず、馬車であるが、パリやロンドン…

そうか、私が知らなかっただけなんだ~『ビジュアル マーケティング・フレームワーク』原尻淳一氏(2016)

ビジュアル マーケティング・フレームワーク (日経文庫) 原尻氏はマーケティング・コンサルタント、マーケティング・フレームワークを活用し、本質を忘れずに押さえることで、私たちは失敗しにくい筋の通ったビジネスプランを素早く作ることができます。(20…

大切なのはパッションをどの方向に向けるか?~『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 』森岡毅氏(2016)

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) 森岡氏はUSJの元CMO(チーフマーケティングオフィサー)、 後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション・・・斬新な戦略でV字回復活したUSJの軌跡をキーマンが綴…

実はマイナーな話題がウケる~『 雑談力 』百田尚樹氏(2016)

雑談力 (PHP新書) 百田氏は小説家、本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのだ。(2016) 自分が関心を持つ話題 雑談について、多くの人が大きな勘違いをしてい…

法則は短期間で変わらないから法則である~『すぐに未来予測ができるようになる62の法則』日下公人氏(2002)

すぐに未来予測ができるようになる62の法則 時代の変化を恐れるなかれ。変化があれば、チャンスがある。「未来予測の達人」が、予測のための「法則」を大公開(単行は2002年、電子版は2016) 今日の贅沢は明日の必需品 工業化とは文化の普及段階であって、創…

命の危険があるから意味がある~『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』角幡唯介氏(2009)

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫) 角幡氏は冒険家、チベット、ツアンポー川流域に「空白の五マイル」と呼ばれる場所があった──。(2009) チベットの母なる川、ツアンポー川 ツアンポー川はチベット高原を横断しインド…

どうして世界は多様なデザインに溢れているのか?~『現代によみがえるダーウィン』三品信宏氏(1999)

ダーウィン著作集〈別巻1〉現代によみがえるダーウィン あるときは実験生物学者、あるときは理論生物学者、またあるときはナチュラリスト…しかしてその実体は?現代進化学の第一線で活躍する研究者が語る新しいダーウィン像。 (1999) 以下は三中氏の記載部…

自ら少数者を選択できるか?~『大衆の反逆』オルテガ・イ・ガセット(1930)

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫) ホセ・オルテガ・イ・ガセット(1883-1955)はスペインの哲学者。 1930年刊行の大衆社会論の嚆矢。諸権利を主張するばかりで、自らにたのむところ少なく、しかも凡庸たることの権利までも要求する大衆。(1930年、文庫は1999年…

お正月に考えること、10年後のワクワクする自分~『 「10年後の自分」を考える技術 』西村行功氏(2012)

kocho-3.hatenablog.com kocho-3.hatenablog.com (星海社新書) 10年後とは 10年後と聞くと、かなり先の「遠い未来」を思い描きがちだが、10年というのは実はそんなに長い時間軸ではない。・・・すぐにやってくる明日の話だ。どこかの夢物語ではなく、今日か…