2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
天皇畏るべし 日本の夜明け、天皇は神であった 小室直樹は政治学、経済学の研究家、天皇は日本国民に、近代化を遂行する為の権威と力を与えた。(2016、1986文芸春秋の再販) 明治維新のテーマは「日本の因習」退治 (日本では)社会慣習とは運命の如く、人…
【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 (新潮選書) 池内氏は現代イスラム政治史の研究家、いまや中東の地は、ヨーロッパへ世界へと難民、テロを拡散する「蓋のないパンドラの箱」と化している。(2016) サイクス・ピコ協定は、第一次世界大戦…
巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか (文春新書) 巨大化し続けるアート市場。虚々実々のオークション舞台裏をサザビーズジャパン前社長が明かす。(2016) どういうアートが値上がりするか 価格は美術史の中での評価と受給…
ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書) 玉木氏は近代ヨーロッパ経済史の研究家、現在の世界は、どのように形成されたのか。そして、どこに向かっているのか。(2015) ヨーロッパと戦争 ヨーロッパの近代は戦争とともにできあがった。そして、ヨーロッパが世界を征…
VRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生む (NHK出版新書 486) 新氏はジャーナリスト、バーチャルリアリティ(VR)は、実は10年後に約12兆円(最大)もの巨大なビジネスを生む。(2016) バーチャルリアリティ(VR) バーチャルリアリティは「現実世界と…
魔法の世紀 落合氏はメディアアーティスト、アートとテクノロジーの変遷から未来を切り取る。(2015) 1965年、サザランドが構想した究極のディスプレイ 究極のディスプレイは、コンピュータが物体の存在をコントロールできる部屋になる。椅子が表示されれば…
豊田章男が愛したテストドライバー 稲泉氏はノンフィクション作家、豊田章男を支えたのは、開発中の事故でこの世を去ったテストドライバー・成瀬弘の言葉だった。「人を鍛え、クルマを鍛えよ」(2016) 成瀬さんとの出会い 『あなたみたいな立場の人が、運転…
帝国ホテル厨房物語―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫) 60年余にわたり帝国ホテルの味を守り続けてきた村上信夫(1921-2005)、フランス料理界の重鎮の自伝。(2004) 18歳の村上氏、帝国ホテルで鍋を磨く 鍋の内側をきれいにしておくのは料理人の基本的な心…
使える 弁証法 田坂氏は文筆業、「ヘーゲルの弁証法」は、日々の仕事の役に立ち、現実の問題に使えるのです。(2005) 企業経営にとっての矛盾、利益追求か社会貢献か? この「利益追求」と「社会貢献」は、しばしば、経営の現場においては「矛盾」として現れ…
寿命1000年―長命科学の最先端 ワイナー氏はサイエンス・ライター、 ヒトの寿命は1000歳になる――一見失笑ものの主張がいかに現実味を増しているか。TEDコンファレンスでも著名なデ・グレイらによる先端長寿科学の成果とその限界を、あくまで科学的に紹介。…
IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書) 坂村氏は分散型コンピューティングTRONの提唱者、 「IoT=モノのインターネット」で、私たちの社会や生活は、一体どう変わるのか。(2016) IOTとは何か? 現実世界全体を組み込みシステムにするというのは、基…
世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書) 山口氏は組織開発の実務家、 組織とリーダーシップのあり様に目を向け、苗床となる土壌を整備してあげること。それができて初めて、イノベーションの種子は健全に芽吹くようになるのです。(2013) ビジ…
希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書) 古市氏は社会学の研究者、「コミュニティ」や「居場所」は若者や生きづらさを抱えた人を救う万能薬なのか?(2010) 近代とは 明治以降、日本はヨーロッパを真似て「近代化」をはじめた。そ…
世界史を変えた薬 (講談社現代新書) 佐藤氏はサイエンスライター、「あの薬」がなかったら、世界の運命は変わっていた!(2015) 壊血病 壊血病はこの時代(15世紀に始まる大航海時代)になって急に発生した病気ではなく、新石器時代の遺跡からもそれらしき人骨…
成熟社会の経済学――長期不況をどう克服するか (岩波新書) 小野氏はマクロ経済学の研究家、需要が慢性的に不足して生産力が余り、それが失業を生み続ける現在の日本経済。(2012) 貨幣があるから不況がある。 欲望は物やサービスだけに向かうわけではありませ…
禅とオートバイ修理技術〈上〉 (ハヤカワ文庫NF) 記憶障害を患った元大学教師が、オートバイで旅をした哲学紀行(原書は1974、文庫は2008) オートバイという観念 精密機械というものは、ある観念(アイデア)の実現を意図して、できるだけ精密に作…
結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由氏はメンタル・コーチ、仕事、お金、人、夢…先送り人生から抜け出すには10秒あれば、充分だ。(2015) 行動できない人は、「自分の力」だけで解決しようとする 時間を何倍にも活用するには、「自分一人でがん…
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) アダムス氏はイギリスの脚本家、シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作。 (原書は1979) このSFは「究極の哲学的疑問の答え」をコンピュータによって解明しようとすることがモチーフになってい…
ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~ (光文社新書) 宮下氏は美術史の研究家、20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928-1987)は、なぜ缶詰を描いたのか?(2010) ポップアート 缶詰は19世紀初頭にフランスで発明され、19世紀末にアメリ…
海を超える想像力―東京ディズニーリゾート誕生の物語 (ディズニーストーリーブック) 加賀見氏はオリエンタルランド会長、海を超える想像力とは何だったのか? (2003年) ディズニーランド構想はいつまで遡れるのか? 1958年の1月に、京成バラ園で販売するバ…
岩は嘘をつかない―地質学が読み解くノアの洪水と地球の歴史 モンゴメリー氏は地形学の研究家、洪水伝説を軸に、科学と宗教の豊穣なる応酬から誕生した地質学(2015) 地質学とは? 地質学とは、地面より下(生物起源の土壌を除く)の地層・岩石を研究する、…
生命の跳躍――進化の10大発明 ニック・レーン氏はサイエンスライター、進化史に飛躍的な変化をもたらした10の発明とは?(2010) 意識に続く第二段、今回は視覚の獲得について 意識はどうして生じるか理解できないから意味がある~『生命の跳躍――進化の10大発…
経済成長の世界史 ジョーンズ氏はグローバルヒストリーの研究家、経済成長の諸起源は経済発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であると主張する。(2007) 本書の主張~経済成長は障害物の除去によって生じた 第一に、遠い昔を、そして広く世界を見晴らす…
生命の跳躍――進化の10大発明 ニック・レーン氏はサイエンスライター、生命の革命的「発明」とは?・・・ 生命の誕生/DNA/光合成/複雑な細胞/ 有性生殖/運動/視覚/温血性/意識/死(2010) 意識のハードプロブレム 意識のハードプロブレムとは、物質…
終わった人 内館氏は脚本家、定年って生前葬だな。衝撃的なこの一文から本書は始まる。(2015) 内館牧子氏 1970年、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒。その後は三菱重工業に入社、1987年脚本家デビュー(当時39歳)。 OLという暮らし 当時の三菱重…
ウイルスは生きている (講談社現代新書) 中屋敷氏は、染色体外因子の研究家、私たちのDNAの中には、ウイルスのような遺伝子配列が多数存在し、生物進化に重大な貢献をしてきたことが解っている。(2016) ※染色体外因子とはウィルスやトランスポゾン(動く遺…
大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書) 一川氏は実験心理学の研究家、年をとると、なぜ時の経つのが早いのか?(2008) 時間知覚 私たちが意識をもっているとき、時間から離れられないこと、時間のない状態を想像することがとても難しいことをみてきた。その…