2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
西之島、3・5倍の面積に…新島発見100日 小笠原諸島(東京都)の西之島付近で噴火によってできた新しい陸地(新島)が発見されてから28日で100日を迎える。 西之島、3・5倍の面積に…新島発見100日 (読売新聞) - Yahoo!ニュース この火山活動…
大人のための「恐竜学」(祥伝社新書) 小林氏は恐竜の研究家、土屋氏はサイエンスライター。「恐竜を知ることは大人にとっても楽しく、知的刺激に溢れている。 恐竜学の発展は日進月歩。」 恐竜とは、その定義: 鳥盤類と竜盤類の共通祖先 恐竜とは「トリケラ…
一杯の紅茶の世界史 (文春新書)磯淵氏は紅茶の専門家。 茶の祖先は熱帯地方の樹木だった 1961年、雲南省西双版納(シーサーンバンナ)で、樹齢1700年と推定される茶の巨木が、住民によって発見された。2003年3月、地元のガイドを頼んでその地に踏み入れること…
周期表-いまも進化中 (サイエンス・パレット) 「量子論の産物」とみる周期表が、じつは量子論の生みの親だった… 元素は抽象的概念~周期表 メンデレーエフは(物質の)単体がどんな反応をし、どういう化合物をつくるかもじっくり見つめ、元素のふるまい全体を…
トコトンやさしい石油の本(第2版) (今日からモノ知りシリーズ) 「石油の成立ちから、分布、化学的利用、そしてマーケットまで石油の基礎をきっちりとまとめ」 石油はどうやってできたか?生物起源説 植物プランクトンや藻類はその死後、水中を浮遊し、やがて…
本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 (じっぴコンパクト新書) 安田氏は能楽師、内田樹氏の帯に「芭蕉は現実の空間を踏破しながら、同時に物語の中も旅します。」 おくの細道 「おくの細道」は現代ではあまりに有名なので、芭蕉が生きていたときから人々に…
ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪 レヴェンソン氏は米国のサイエンスライター。 「万有引力を発見し、近代物理学に巨大な足跡を残した天才科学者ニュートン。 後年は王立造幣局に長官として迎えられ、イギリスの貨幣政策に多大な貢献…
望遠鏡400年物語―大望遠鏡に魅せられた男たち フレッド・ワトソン氏は天文学者「誕生してから400年を経過した望遠鏡について、それにかかわった人々のエピソードをまじえて、発展の歴史、巨大化への道のりを辿った物語」 最初の望遠鏡はいつ生まれたか?~160…
流れとかたち――万物のデザインを決める新たな物理法則 べジャン氏は物理学(熱力学)の研究家。「すべては、より良く流れるかたちに進化する」という、一見過激なこの物理法則=コンストラクタル理論」を展開する。 コンストラクタル理論とは 生物・無生物の別…
世界史を変えた異常気象―エルニーニョから歴史を読み解く 田家氏は金融機関に勤める、気象予報士。 今年も例年どおり気象庁からエルニーニョに関するプレスがあった。「エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いている。」 エルニ…
トルコ行進曲、モーツアルトとベートーベンの曲がよく知られている。当時の西欧異国ブームと説明されるがどうしてヨーロッパでトルコ行進曲なのであろうか? オスマンVS.ヨーロッパ (講談社選書メチエ (237)) 新井氏はトルコ史の研究家。 (トルコ行進曲を一言…
海はどうしてできたのか (ブルーバックス) 藤岡氏は地球科学の研究者。「宇宙で唯一の生命を育んだ海はどのように誕生した?」 水の由来は炭素質隕石~宇宙からやってきた 水は宇宙からやってきたのです。地球が大量の隕石によってできた事は述べましたが、そ…
1,2,3…無限大 ガモフはロシア生まれ、その後米国で宇宙論の研究を行う、原書は1961年発刊。 「ミクロからマクロの世界まで、現代科学の基礎を軽妙な語り口でわかりやすく解き明かす。数、時間と空間、相対性理論、遺伝子、エントロピー等トピック満載。子ど…
利根川東遷 利根川の付け替えにかかわる一連の河川改修 狭義には1594年~1654年に行われた会の川の締め切り工事から赤堀川通水までをいう。 江戸以前 利根川東遷後 (Wiki) 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) 養老氏と竹村氏の対談。 家康…
マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス) 本書裏表紙より、「統計学が発展した歴史を追いながら基本的な概念をもれなく解説。」 本書56-66ページとwikiyより整理 二項分布 数学において二項分布は、結果が成功か失敗のいずれかであ…
人類20万年 遙かなる旅路 著者、アリス・ロバーツは英国ブリストル大学の解剖学者、古人類学の研究家。本書は英BBCとの企画がベースとなっている。「 時代をさかのぼればヒト属には多様な種が存在していた。しかし、3万年前までには、現生人類とネアンデルタ…
伊能忠敬1715-1818江戸時代の商人、測量家。 四千万歩の男 忠敬の生き方 (講談社文庫) 井上ひさし氏は作家、2010年没。「17年をかけて日本全土の実測を行い、「伊能図」と呼ばれる精密な日本地図を作成した幕末の測量家、伊能忠敬。本書は、その忠敬の人生を…
年周視差(Wiki) 地球の公転運動による視差のために天体の天球上の位置が公転周期と同じ周期で変化して見える現象のこと。 西洋天文学史 (サイエンス・パレット) ホスキン氏は英の科学史の研究家。 時代とともに望遠鏡の性能が向上して、恒星の天球上における…
ミランコビッチ・サイクル 地球 の地球の公転軌道の離心率の周期的変化、自転軸の傾きの周期的変化、自転軸の歳差運動という3つの要因により、日射量が変動する周期である。理論計算によると、周期は約2万年、約4万年、約10万年という3つに大別される。(Wiki…
石狩川 長さは268㎞、信濃川、利根川について3位、今から100年前の治水が行われる以前は364㎞と今の信濃川並の長さ、ショートカットにより100㎞短縮。 ガイダンス - 実施報告 龍と亀 日本の治水術と中国の治水史:里川文化塾│ミツカン 水の文化センター 土地…
ミトコンドリア(WIKI) 真核生物の細胞小器官である。二重の生体膜からなり、独自のDNA(ミトコンドリアDNA=mtDNA)を持ち、分裂、増殖する。mtDNAはATP合成以外の生命現象にも関与する。酸素呼吸の場として知られている。 ミトコンドリアが進化を決めたニッ…
これだけは知っておきたい故宮の秘宝 古屋氏は中国を中心とする国際関係論の研究家。本書は1998年の出版。「アジアの秘宝の声が聞こえる! 台北故宮博物院の秘宝陶磁器・玉器・青銅器・工芸・文房・書画58点の選りすぐった名品をかろやかにエッセイで紹介。」…
チューリングの仮想機械(Wiki) 無限に長いテープ その中に格納された情報を読み書きするヘッド 機械の内部状態を記憶するメモリ で構成され、内部状態とヘッドから読み出した情報の組み合わせに応じて、次の動作を実行する。 ・ヘッド位置のテープに情報を書…
漆とジャパン―美の謎を追う 三田村氏は赤塚派蒔絵十代目。「日本の漆芸は、海を渡りアジア、ヨーロッパへと伝わり人々を魅了してきた。世界の芸術に大きな影響を与えた漆の魅力を大胆に解き明かす一冊。」 漆とジャパン、本書のタイトルの意味 日本の漆関係…
チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書) 竹田氏は社会学の研究家、英ロウントリー社(現在はネスレに買収)の資料から本書を書く。 本書そでには「カカオは原産地の中米では飲み物であると同時に薬品であり、貨幣にもなった。…
気候文明史 田家氏は金融機関勤務を経て気象士となった経歴を持つ。本書帯より、「地球温暖化は人類の長い歴史の一こまに過ぎない。8万年にわたる寒冷化と温暖化の気候変化と人類は格闘してきたのだ。人類誕生、古代から中世、近世、21世紀まで、気候変化が…
窒素 空気中の80%を占め、通常窒素原子2個が3つの腕で結合し極めて安定的。 窒素固定とは、空気中に多量に存在する安定な窒素分子を、反応性の高い他の窒素化合物(アンモニアなど)に変換して生物が利用できる様にするプロセス。自然界ではマメ科植物の根粒…
炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)佐藤氏はサイエンスライター、「農耕開始から世界大戦まで、人類は地上にわずか〇・〇八%しか存在しない炭素をめぐり、激しい争奪戦を繰り広げてきた。」本書ではデンプン、砂糖、ニコチン、カフェイン、…