ビジネス
技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書) 畑村氏は失敗学、創造的設計論、「技術では負けていない!」という思い込みを捨てよ。(2015) iPhoneを分解してみて 実際に分解してみてわかったのは、一般的な電子部品と違って電気的な接合やハ…
孫正義 奇跡のプレゼン (単行本) 三木氏は2006年までソフトバンクの社長室長、創業から30年余りで売上3兆円となったソフトバンクの快進撃は、孫正義のプレゼンテーションの力によるものと言っても言い過ぎではないだろう。(2011) プレゼンテーションの原案は…
ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか? 尾原氏はITビジネスの企画等に従事、「共通価値」をキーワードにプラットフォームを説明。(2015) コミュニケーション消費とは 他人とのコミュニケーションをたのしむために材やサービスを消費すること…
ウォール街の物理学者 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) ウェザーオール氏はサイエンスライター、 カオス理論、複雑系、アルゴリズムなどの知識をもつ理系“クオンツ”は金融界で莫大な利益を生むのだが…。(原著は2013、邦訳は2015) 経済学のマラニーと数理物…
〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神 (講談社現代新書) 池田氏はメディア・コミュニュケーション分野の実務家、なぜアメリカは“未来”を語り続けるのか?Google、Amazon、Facebookが目指すものとは?なぜ、すべてアメリカで生まれたのか?(2015) ム…
帳簿の世界史 ソール氏は歴史学と会計学の研究家、未来の資産価値を現在に置きかえる帳簿が生まれたとき、世界が変わった。(2015) 中世北イタリアはコンスタンティノーブルとの東方貿易で繁栄 12世紀には、フィレンツェ、ジョノヴァ、ヴェネチアといった商業…
かの悪名高き十九世紀パリ怪人伝 (小学館文庫) 鹿島氏はフランス文学者、十九世紀パリのジャーナリズムはインターネットの世界につながっていた。(2000年) 19世紀のジャーナリズム 王政復古以来、ブルジョア階級が台頭し、ひらめきと才覚さえあればどんな下…
タックス・イーター――消えていく税金 (岩波新書) 志賀氏は元大蔵官僚、タックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書)と本書タックス・イーター(2014)で、自身の経験に裏打ちされた国際金融、国際税務について説明。 仕組みは複雑だが、やっている事は単…
日本の地価が3分の1になる! 2020年 東京オリンピック後の危機 (光文社新書) 三浦氏は社会デザイン研究家、生産年齢人口(15~64歳)が減り、経済も下向き、住宅地価格も下がる。(2014) 現役世代は年間100万人減っていく 15~64歳の「生産年齢人口」(つまり、働…
論集・日本文化〈2〉日本文化と世界 (1972年) (講談社現代新書) 会田雄次氏の「港の文化史的意味」の章より、海洋商人と農民意識の比較を行っている。(1974) ヴェネチア商人 中世、とくに13、4、5世紀のヴェネチアは、富強を誇る大商業帝国になっていた。な…
巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ 本書には、世界を変えた起業家、投資家、教育者、俳優、映画監督たちが登場。イェール、MITなど一流大学の卒業生へ熱く語りかけた、一世一代の肉声スピーチを完全収録。 1996年、23歳の時の夢 私が…
コピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす シェンカー氏は国際経営の研究者。ビジネスにおいて、模倣はイノベーションと同様に重要である。模倣はイノベーションよりも早く安く商品ができるうえ、低リスクで収益性が高い。本書で模倣とイノベーシ…
「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣 三田村氏はフリーのジャーナリスト、スーパーで売っているごくごく普通のスナック菓子もまた、海外の消費者に高く評価され、着実にマーケットシェアを伸ばし…
「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣 三田村氏はフリーのジャーナリスト、スーパーで売っているごくごく普通のスナック菓子もまた、海外の消費者に高く評価され、着実にマーケットシェアを伸ばし…
ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる ジム・コリンズは経営コンサルタントであり、自らがクライマーである。エベレストの遭難事故から圧倒的な企業の本質に迫る。(2012年) 登山家ブリーチャーズは山頂を前にして登攀を一端中断 1996年5月8日の朝…
岡本 太郎(1911-1996)が亡くなる3年前に書き残した。(1988年刊) 25歳のパリ ある夕方、ぼくはカフェのテラスにいた。一人で座って、絶望的な気持ちで街路を見つめていた。うすい夕陽が斜めのさし込んでいた。「安全な道をとるか、危険な道をとるか、だ」・…
ビッグの終焉: ラディカル・コネクティビティがもたらす未来社会 ニコ・メレ氏はテクノロジーを活用した戦略論のコンサルタント。人と人がいつでも、瞬時に、地球上のどことでもつながり合う能力は、世の中を劇的に変えている。(2014) ラディカル・コネクテ…
はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 ガーバー氏はスモールビジネス向けコンサルタント、本書で、「事業という生き物はあなたの人生に奉仕する為のもの」であり、「個人の能力に依存しない組織を作ろう」と言う。(2003年刊) 起業家の神話 高い…
最強の勉強法 (PHP文庫) 吉田氏は日本で初めて、NHKアナウンサー、医師、そして衆議院議員・公設第一秘書という、まったく異なる3つの分野を経験している。「記憶力は人並み以下。勉強は大嫌い。そんな著者が灘高、東大、国Iなど数々の難関をどうやって突破…
NASAより宇宙に近い町工場 植松氏は、北海道赤平市という小さな町で小さな工場を営みつつ、宇宙ロケット開発に情熱を注ぐ。 本業もロケット開発も成功させている自らの体験を通る。(2009年刊) 本業もまた非常識なビジネスモデルであった 宇宙開発をする目的 …
ポスト消費社会のゆくえ (文春新書) 消費社会論の研究者でもある上野千鶴子氏が元グループ総帥・辻井喬(堤清二)氏へのインタビューを通して、ポスト消費社会をどのように再構築していくか、その手がかりを探る。 1982年、セゾングループの絶頂期 セゾングル…
私に売れないモノはない! 1日平均6台、15年間で13001台の新車を販売した、ギネス記録12年連続世界No.1のセールスマンが明かす「必ず売れる」セールステクニック。今日まで何百万人もの読者が仕事に役立て続けてきた不朽のベストセラー。原書は1977年、邦訳は…
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 ちきりん氏はブロガー、 いたる所で市場化が進み、不確実性が高まるこれからの社会では、 英語力や資格などの個別のスキルよりも、 「何を学ぶべきか?」「自分は何を売…
なぜ、この人と話をすると楽になるのか 吉田氏はニッポン放送の大人気アナ、些細な会話すらままならないコミュ障だった! (2015年刊) 自分の欠点が最大の強み コミュニュケーションをとるうえで自分がどうしているといちばん心地いいか、相手から振られやすく…
インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ 小林弘人氏と柳瀬博一氏のメディアについての対談、ウェブとSNSの発達で、いまや世界は「150人の村」になり、われわれは原始人に戻った?2015年刊 柳瀬氏は星新一のショートショートを話題に…
企業・市場・法 企業がなぜ存在するか?当たり前過ぎて答えに苦労する。大きな資本が要るから、ブランドがあるから、技術を持っているから、などなど。コースは「企業は価格メカニズムをより効率的に利用する」故に存在すると言った。1991年ノーベル経済学賞…
左ハンドル国産車が日本を救う 「国産車左右ハンドル選択自由」の規制緩和で左ハンドル国産車の生産販売を認めるメリットとは?2014年刊 「国産車左右ハンドル選択自由」の規制緩和で左ハンド ル国産車の生産販売を認めるメリットとは? 「国内新車販売が増大…
ステーキを売るなシズルを売れ --ホイラーの公式 (フェニックスシリーズ) シズル感の語源を知っていますか? 「シズル(sizzel)」という英語は、ステーキを焼くときのジュージューという音のこと。 つまり、ステーキを売るためには「匂い」や「音」を売るの…
100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか (PHPビジネス新書) 奥山清行氏は工業デザイナー。自身が活用できた理由を、「日本人としての切り捨ての文化」だと言う。2103年刊 イタリアのカーデザイナー・ピニンファリーナ氏 「この…
天才! 成功する人々の法則 グラッドウェルはビジネス書のベストセラー作家。 人類の富豪トップ75名を調べる 75名のうち、実に14人が19世紀なかばの10年間のうちに生まれたアメリカ人なのだ。・・・歴史家がクレオパトラやファラオ以降、人類の歴史についてく…