歴史
学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(全2巻セット) ハワード・ジン氏は米国の政治学の研究者、差別と貧困の国,戦争の国、アメリカは、どのようにして生まれたのか?民衆のアメリカ史(2008) アメリカ合衆国憲法 1935年に、歴史家チャールズ・ビアード…
奴隷のしつけ方 解説のジェリー・トナー氏は英国の古典学の研究者、本書はファルクスという古代ローマの貴族が執筆する形式をとる。「古代の大帝国を支えた奴隷越しに 我々の生きる現代社会が見えてくる」(2015) ローマ帝国と奴隷 大土地所有者たちは、買…
刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965)) 藤木氏は日本中世史の研究家、秀吉の刀狩りによって民衆は武装解除されたという「常識」は本当だろうか? 武装解除された「丸腰」の民衆像から、武器を封印する新たな日本民衆像への転換を提言する。(200…
喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ) 清水氏は日本中世社会史の研究家、世界にも希な奇妙な「法」はなぜ生まれたか?(2006) 喧嘩両成敗 中世および近世の日本の法原則の1つ。喧嘩に際してその理非を問わず、双方とも均しく処罰するという原則。成文法とし…
天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災 (中公新書) 磯田氏は日本史の研究家、富士山の火山灰はどれほど降るのか、波から助かるための鉄則とは。 東日本大震災後に津波常襲地に移住した著者が伝える、災害から命を守る先人の知恵。(2014) 南海トラフ …
「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫) 武光氏は日本古代史の研究家、すべての民族がこれまで、系統の異なる文化と自己の持つ文化との交流を通じて自国の文化を発展させてきた。(2015) リビア猫 私たちになじみ深い猫は、もとはアフリカ北部からアラビア半…
街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫) 司馬遼太郎は小説家、 鎖国時代の日本にとって、暗箱にあいた針穴から射しこむほどのかすかな外光がオランダだったと著者はいい、プロテスタント精神の発露たる商業活動が育てた自律的、合理的な国民性をゆく先…
優位戦思考で世界に勝つ 日下氏は評論家、「優位戦」とは、こちらが主導権を握って“戦場"を選び、時を決め、目的も手段も決められる戦いのことである。そうした「優位戦」の思考を持てば、「劣位戦」に追い込まれることなく自分の利益を確保できる。(2014)…
この国。 (光文社文庫) 石持氏はミステリー作家。 一党独裁の管理国家である“この国”は非戦平和を掲げることで経済成長を遂げた。死刑執行は娯楽となり、国民は小学校卒業時に将来が決められ、士官学校は公務員養成所と化し、政府が売春宿を管理する。そんな…
この国。 (光文社文庫) 石持氏はミステリー作家。 一党独裁の管理国家である“この国”は非戦平和を掲げることで経済成長を遂げた。死刑執行は娯楽となり、国民は小学校卒業時に将来が決められ、士官学校は公務員養成所と化し、政府が売春宿を管理する。そんな…
30の発明からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫) 池内氏監修、身の回りにある「モノ」にはすべて歴史があります。(2015) 乾電池はいつ生まれたか? 使い切りのものを一次電池、充電して繰り返し使えるものを二次電池といいます。カーバッテリーなどに使われる…
星の古記録 (岩波新書) 斉藤氏は天文学の実務家、天文学東西の古い文献には日食・星食・流星・彗星などの数多くの天文記録が載せられているが、複雑な天文学的計算によって当時の状況を再現してみると、それが正確であるかどうかがわかる。(1982) 日本最初の…
子どもたちに語るヨーロッパ史 (ちくま学芸文庫) ゴフ氏は現代フランスを代表する歴史家、「統一ヨーロッパ」の建設という夢を前提に、フランスの中学生に向けてヨーロッパの歴史を語る。(原書は2007年、文庫は2009) ヨーロッパ大陸 ヨーロッパ大陸を旅する…
大学とは何か (岩波新書) 吉見氏は社会学、文化研究、メディア研究の研究家、大学を知のメディアとして捉え、中世ヨーロッパにおける誕生から、近代国家による再生、明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで位置づけなおす。(2011) 大学はいつ生まれ…
経済史入門―経済学入門シリーズ (日経文庫) 川勝氏は比較経済史の研究家、 経済史とは、理論と歴史が統合される場である。経済の大きな流れを捉え、歴史観と精緻な分析手法を合わせ持ったシュンペーターの考え方を応用して、経済がダイナミックに発展する理…
世紀末・戦争の構造―国際法知らずの日本人へ (徳間文庫―教養シリーズ) 小室直樹( 1932 - 2010、経済学者、評論家。 国家ができる前に、ヨーロッパは既に存在していた。このキリスト教共同体からいかにして、国家、資本主義、近代法、戦争が生まれたか。(1997…
チャンドラーアメリカ経営史 ADチャンドラー(1918-2007)アメリカの歴史学者、米国大企業発展の歴史が専門。(1986) そもそもいつ大企業は生まれたのか、なぜ大きくなったのか? 大企業は1880年に突如として出現 大規模な近代産業企業の独特の特徴とは、大…
アメリゴ・ヴェスプッチ―謎の航海者の軌跡 (中公新書) 色魔氏は元外務官僚、アメリゴ・ヴェスプッチは、謎の航海者である。かれの評価は500年の歴史を通じて二転三転した。(1993) 1507年「世界地理入門」出版 ・・・(ロネーヌ地方の学者たちによって)サン…
アメリカ素描 (新潮文庫) 司馬遼太郎著、普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。(1986年) 文明と文化 文明は「たれもが…
株式会社とは何か (講談社現代新書) 友岡氏は企業会計の研究者、企業はもうけるために存在する。ならば、何がどこまで許されるのか。(1998) どうして株式会社が普及したか?~本書の結論 スミスが否定するような非効率性、というデメリットよりも、大資本を…
株式会社とは何か (講談社現代新書) 友岡氏は企業会計の研究者、企業はもうけるために存在する。ならば、何がどこまで許されるのか。(1998) どうして株式会社が普及したか?~本書の結論 スミスが否定するような非効率性、というデメリットよりも、大資本を…
世界史で学べ! 地政学 茂木氏は予備校の世界史の講師、 地政学とは、地理的条件が政治に与える影響を説明する学問。もともとイギリス、ドイツ、アメリカなどで国家戦略に科学的根拠と正当性を与えることを目的として発展してきました。(2015) 世界史におけ…
グリム童話の世界―ヨーロッパ文化の深層へ (岩波新書)「シンデレラ」「白雪姫」など高橋氏はドイツ文学の研究家、19世紀ドイツのグリム兄弟が編んだメルヘンは、本当は何を語っているのか-。キリスト教が広まる以前の神話・伝承にまで遡り、民衆の習俗や信仰…
1492 西欧文明の世界支配 (ちくま学芸文庫) 1492年にコロンブスが間違って「インド」を発見して以降、それまで栄えていた中国・イスラム世界・アフリカ・アメリカ大陸の独自の文明は、すべてが抹殺されることになった。これを境に世界は、西洋近代化への道を…
オランダ東インド会社 (講談社学術文庫) 永積明(1929-1987)は東南アジア氏17世紀前半、オランダは葡・西・英と東インド香料貿易の覇を競い、これを制した。その核となったのがオランダ東インド会社である。単行は1971年、文庫は2000年) 会社設立の背景 (オラ…
ローマはなぜ滅んだか (講談社現代新書) 弓削 氏は 古代ローマ史の研究家、は全世界から巨富を集め、繁栄の限りをつくしたローマ帝国。食卓をにぎわす珍鳥・珍魚、文学に、スポーツに進出する「自由な女」、文化となった愛欲――。「永遠」をうたわれた巨大文…
ディズニーランドという聖地 (岩波新書) 能登氏はディズニーランドにビジネスとして関わった経緯を持つアメリカ文化の研究家、カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは、いったい何なのか。(1990) ディズニーランド アメリカのカリフォルニア州…
ディズニーランドという聖地 (岩波新書) 能登氏はディズニーランドにビジネスとして関わった経緯を持つアメリカ文化の研究家、カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは、いったい何なのか。(1990) ディズニーランド アメリカのカリフォルニア州…
START INNOVATION ! with this visual toolkit.〔スタート・イノベーション! 〕―ビジネスイノベーションをはじめるための 実践ビジュアルガイド&思考ツールキット H・F・ウルファンは、スタートアップのコンサルタント、どうやってイノベーションを起こすの…
万国博覧会の二十世紀 (平凡社新書) 海野氏は評論家、世界中のさまざまな物と人が一堂に会する万国博覧会。万博とは何だったのか?(2013) 万国博とは~1851年ロンドン博 万国博の歴史は1851年のロンドン博にはじまるとされている。18世紀後半から、かなり大規…