2016-01-01から1年間の記事一覧
分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか (講談社現代新書) 三中氏は進化生物学の研究家、生物の「種」って何? それは実在するか? (2009) 日本最低の山は? 「日本最低の山」は、大阪湾にある天保山(標高4.5m)と認定されている。国土地理院…
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書) 幸せはコントロールできる! 脳・ロボット学者が解き明かす、そのしくみ。(2013) 幸せの基本構造 人それぞれの幸せの形はバラバラだけれども、人間は進化によりデザインされた生物である以上、誰もが共…
明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 (講談社現代新書) 小説家・海猫沢めろんが最先端の研究を行う7人の科学者を訪ね、「人間化する機械」と「機械化する人間」、その両方がぶつかり合う境界を見つめ、「人間」について考えます。 ライターズ・ブロック 作…
マーケティングのすゝめ (中公新書ラクレ 567) コトラー氏はマーケティングの研究者、高岡氏は日本ネスレの代表、 商品に対する消費者(顧客)の意識的な欲望だけでなく無意識な思考も追及することが21世紀型のマーケティング重要なテーマである。 イノベーシ…
週刊ダイヤモンド 2016年 10/1 号 [雑誌] (凄いネスレ) 食の帝国、ネスレ 時価総額26兆円で世界13位に位置する超巨大グローバル企業。150周年を迎えた長寿企業で、赤字は創業来1度のみ。常に右肩上がりの成長を果たしてきた超優良企業である。 食のトレンド…
観光大国スイスの誕生: 「辺境」から「崇高なる美の国」へ (平凡社新書 (692)) 河村氏は西洋建築史の研究家、かつてスイスは人々が恐れる山々に囲まれた未開の地にほかならなかった。スイスはいかにして「発見」されたのか。(2013) スイスを観光立国にした…
BMW物語―「駆けぬける歓び」を極めたドライビング・カンパニーの軌跡 キーリー氏は自動車アナリスト、BMWは1970年代に「究極のドライビングマシン」という広告コピーを作って以来、このメッセージを変更していない。(2004) 1959年BMWは倒産の危機に瀕し…
馬車が買いたい! 鹿島氏はフランス文学の研究家、十九世紀フランス小説の中で、青雲の志を抱いてパリへやってきた青年たちには、共通した願望があった。「馬車が買いたい!」(2009) 19世紀のダンディー 『パリで大きな顔をしようと思ったら、馬が3頭に昼間…
歌舞伎町No.1ホストが教える 選ばれる技術 信長氏は歌舞伎町のNo1.ホスト、結局、生き残るのは、「できる人」より「好かれるヤツ」! 「選ばれる」プロフェッショナルが教える選ばれる技術!(2016) ホストという仕事 私たちホストはあくまで接客業。合コン…
歌舞伎町No.1ホストが教える 選ばれる技術 信長氏は歌舞伎町のNo1.ホスト、結局、生き残るのは、「できる人」より「好かれるヤツ」! 「選ばれる」プロフェッショナルが教える選ばれる技術!(2016) ホストという仕事 私たちホストはあくまで接客業。合コン…
一流の人は、本のどこに線を引いているのか 土井氏は書評家、人生は「1本の線」から動きだす! 超実践的読書の技術とは?(2016) 情報の時代には批評家が不可欠 一冊の本に自ら引いた「1本の線」がときに革新的なアイデアをもたらしたり、人生を変えてしまう…
一流の人は、本のどこに線を引いているのか 土井氏は書評家、人生は「1本の線」から動きだす! 超実践的読書の技術とは?(2016) 情報の時代には批評家が不可欠 一冊の本に自ら引いた「1本の線」がときに革新的なアイデアをもたらしたり、人生を変えてしまう…
芸術のパトロンたち (岩波新書) 高階氏は西洋美術史の研究家、芸術の保護者たるパトロン、王侯貴族の退場は何をもたらしたか?(1997) 美術館の誕生 誰でもが容易に訪れることのできる美術館という思想は、博物館や『百科全書』の理念と同様に、知識の拡大…
村上春樹はノーベル賞をとれるのか? (光文社新書) 川村氏は作家、ノーベル文学賞は文学の本質的な問題ではない。 2016年ノーベル文学賞の発表前に出版された。(2016年9月) 日本人とノーベル文学賞 1968年には、川端康成を通じて非西欧世界の日本にも文学と…
中国人エリートは日本をめざす - なぜ東大は中国人だらけなのか? (中公新書ラクレ 565) 中島氏はジャーナリスト、「日本を一流大学を卒業して、日本の一流企業に就職する。そして将来は日本に永住したい」、 中国人エリートは、日本の何にあこがれているのか…
なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか? 山口氏は金融出身のコンサルタント、ゴッホとピカソの違いと共通点から何を学べるか?(2013) ゴッホとピカソの違い ゴッホは、弟テオの理解と援助のもとで創作活動を続けることができたが、その2000点にも…
二十一世紀をどう生きるか―「混沌の歴史」のはじまり (PHP新書) 野田氏はドイツ近代史の研究家、家族も職業も国家も拠り所にならない、不安と混乱の時代が到来する。(2000) 既に紹介した「20世紀をどう見るか」の続編 これまでの時代 近代の2、3世紀にわた…
ルポ シリコンバレーで起きている本当のこと 宮地氏は朝日新聞サンフランシスコ支局長、テクノロジーの中心シリコンバレーではベーシックインカムの実験!が始まっている、という。(2016) ベーシックインカム・プロジェクトの担当者マット・クリシロフ氏が…
二十世紀をどう見るか (文春新書) 野田氏はドイツ近代史の研究家、社会主義の挑戦を退けた20世紀の主役・国民国家が、いま解体の危機に瀕している。(1998) 20世紀は帝国から帝国へ 20世紀が幕を開けたとき、世界にはまだいくつかの帝国が存在していた。…
ピカソは本当に偉いのか? (新潮新書) 西岡氏は版画家、 ピカソを通して現代美術のからくりをあばく、目からウロコの芸術論。(2012) 変化はネガティブな意味であった 今日の私たちにはわかりにくいことですが、この進化論というものが登場する以前、変化や…
戦争と革命の世界史 (だいわ文庫 H 320-1) 神野氏は予備校講師、”受講生から圧倒的な支持を得る神野先生の講義は、まるで映画を観ているような臨場感と興奮!” (2016) 人類戦争史俯瞰 人類の戦争史をもう一度簡単に復讐してみると、石器時代から19世紀まで…
ビジネスで使える 経済予測入門――小さな変化で大きな流れを見極める 中原氏は経営・金融のコンサルタント、どうして専門家の予測ほど外れるのか?(2016) 国際機関は予測を調整している IMFやOECD、世界銀行などの国際機関の予測では、相次いで上方修正…
10年大盛りメシが食える漫画家入門ふりかけ付き! (星海社新書) 樹崎氏は漫画家、 “魂”と“技術”を兼ね備えた漫画家になれる!!これぞ実践的漫画家指南本! (2016) 何を描くか? (漫画家志望者に)「描くべきものがない」「描かねばならないと思えるものがな…
株式会社の終焉 株式会社、厳密にいえば、(新しい価値の創出ではなく)現金配当(だけを)をしている株式会社に、残されている時間はあまりない。(2016) 自動車と家電 この(自動車と家電の)二つの産業で不祥事(ドイツのフォルクスワーゲンと日本の東芝…
承認欲求―「認められたい」をどう活かすか? 太田氏は組織論の研究者、承認欲求を経営の現場でどのように活かし、人々を動機づけていけばよいのか?(2007) 承認欲求とは 「働く人たちの大多数は、自己実現欲求より承認欲求によって動機づけられている」・・…
〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則 ケリー氏はテクノロジーに関連する著作活動を精力的に行う、 AI(人工知能)は電気のように日常を流れ、VR(ヴァーチャルリアリティ)は現在のスマートフォンのような存在となる。(2016) 結果よりプロ…
ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス (角川EPUB選書) センメルハック氏は、家電分野でIOTを手掛ける起業家、ソーシャルネットワークに参加するのは人間だけではない。あなたのツイッターを次にフォローするのは、自宅の冷蔵庫かもしれな…
人工知能のための哲学塾 三宅氏はゲームAI開発者、人工知能は「私」というものを持ちうるのか? そうならばそれはいかにしてか? 「世界」とは何か? そして「身体」とは何か?(2016) 遠心性コピー 遠心性コピーは、1953年に医学の研究の中で発見されました。…
生物多様性〈喪失〉の真実――熱帯雨林破壊のポリティカル・エコロジー 熱帯林、バナナのモノカルチャーと先進国をつなぐ環境破壊の原因ネットワークを描く。(2010) 熱帯雨林と生物多様性の重要性は誰でも気づくが、、、 新製品を生む可能性、炭素吸収源とし…
天切り松 闇がたり 5 ライムライト (集英社文庫) 帝都東京の夜盗の大親分、安吉一家が動き出す! 仁義を重んじる伝説の夜盗たちの痛快ピカレスクロマン。(文庫化、2016) 軽井沢から上野に向かう上信越線にて 高架線上をひた走る列車には、赤い陽足が流れ込…