毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

スーパーマンの決めポーズを続けてみる~『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』Eカディー氏(2016)

 〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

TED史上空前の人気を誇るハーバード・ビジネス・スクールの心理学者が、ストレスフルな状況下でも自信を高めるしぐさ=〈パワーポーズ〉の極意を伝授。(2016) 

 

 プレゼンスとは

 

この本でいうプレゼンスとは、「自分の真の気持ちや考え、価値観、可能性に耳を傾け、自然にそれを実現できる状態」を指します。・・・プレゼンスを実現できるのは自分が個人的にパワーを感じているときです。・・・本来の自分でいられると感じるとき、私たちの話しかた、表情、姿勢、動きは連携できます。シンクロし、一つになるのです。(35ページ)

パワーポーズ

身体を広げると、目の前の今に落ち着いて向き合え、パフォーマンスも上がります。姿勢や動作などのボディランゲージを通して、人はあなたに対する見方を決めます。でも同時に、どんな姿勢をとりどんな動作をするかは、自分が自分自身をどう見るかを決め、さらにその見方は自分の行動、人とのやりとり、生理状態を通して強化されます。身体が心をつくる。心が行動をつくる。・・・そのために、自分にとって最高のパワーポーズを見つけましょう!(286ページ)

本物になるまでふりをし続ける

少しづつ自分を促して、最高の自分になるのです。自分を試される場面で本当の自分を発揮するのです。・・・ほんの少しだけ自分にトリックを使って、パワーがわいてくるように、本来の自分を発揮できるように仕向けるのです。たどり着くまで時間がかかったとしても、やり続けるのです。(350ページ)

http://_your_body_language_shapes_who_you_are?language=ja

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ワンダーウーマン、あるいはスーパーマンの決めポーズ!

パワーポーズが最高の自分を創る

パワーポーズとは、自身をもって身体を広げている状態のこと。100mランナーが勝利して手を空に突きあげるポーズを想像すればわかり易い。昔から、胸を張って!と言われてきた。

本書によればスマホは画面が小さく下を向いて使うので姿勢が悪くなり、パワーポーズとは逆の効果になってしまういう。我々はプレゼンテーションするときでけでなく、常に姿勢に気をつける必要があるのだ。デスクワークの時、日常の隙間時間で、自分なりのパワーポーズを取り入れることを勧める。

姿勢に注意することで、生活に少し積極的に取り組める。それが長年続いたとき大きな成果につながる。

蛇足

愉しいから笑うのでなく、笑うから愉しくなる。

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