毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

琉球王国

数年前台湾に行った時空港で掲示板に琉球という漢字が飛び込んできた。琉球とは沖縄・那覇の台湾での呼び名である。2013年からは台湾と石垣島にも定期便が飛んでいる、飛行時間わずか55分。

 

琉球王国 (岩波新書)

 琉球の歴史を知りたくてこの本を手にした。

 著書の高倉氏は琉球王国の絶頂期を第3代の尚真王の治世の時代(1477-1526)とし、「冊封・進貢政策可下での公的ルートを使って中国製品を容易に入手しうる者、また海禁製作によって後退した中国商業勢力の穴を埋めくれる者」として琉球王国をとらえ「海の道」の中心的存在=「アジア世界に雄飛した海洋王国」だと説明している。 

 沖縄では何度かシュノーケリングをした経験がある。珊瑚礁は本当に美しかった。沖縄の海、そして料理の数々に心を動かされるのは日本の中の異国、という不思議な要因か今でも息づいていてそれを感じるからかもしれないと思った。

子供達と一緒にこの絵本を見るのも楽しい。なにより同じテーマで本を中心に様様な話ができるのがいい。