毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

2014-09-12から1日間の記事一覧

他人との差異を示す「記号」としての商品、そして消費社会~45年前のボードリヤールの古典から学ぶ

消費社会の神話と構造 普及版 原書は1970年の出版、消費社会についての古典。 家庭電化製品や衣料、車といった各種の商品は、その使用価値だけで用いられるのではなく、社会的権威や幸福感といった他人との差異を示す「記号」として現われる。ここに消費社会…