他人との差異を示す「記号」としての商品、そして消費社会~45年前のボードリヤールの古典から学ぶ

消費社会の神話と構造 普及版 原書は1970年の出版、消費社会についての古典。 家庭電化製品や衣料、車といった各種の商品は、その使用価値だけで用いられるのではなく、社会的権威や幸福感といった他人との差異を示す「記号」として現われる。ここに消費社会の秘密を解く鍵があるという。(本書扉より) ボードリヤールは商…