資本主義
戦後経済史は嘘ばかり (PHP新書) 高橋氏は財務省出身のマクロ経済政策の研究家、実は、高度成長の要因はほとんど為替だった!?(2016) 固定相場制 固定為替相場についての最大の誤解は、相場を決めれば自動的に相場が維持されると思っている人が多いことです…
経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫) シュムペーター(1883-1950)はオーストリア出身の経済学者、資本主義経済過程を循環―発展の二段階的に把握し、革新・新結合という経済内部の自発的な発展力…
経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫) シュムペーター(1883-1950)はオーストリア出身の経済学者、資本主義経済過程を循環―発展の二段階的に把握し、革新・新結合という経済内部の自発的な発展力…
牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日 井上氏はNHKの番組プロデューサー、リーマンショックの後、 息を潜めたかにみえた「マネー資本主義」。 このグローバルマネーが次のターゲットに選んだのは、「牛肉」だった。(2015) 穀物はだぶついている 2015年9…
宗教消滅 資本主義は宗教と心中する (SB新書) 島田氏は宗教学者、日本の宗教が衰退している現象を読み解きながら、それを経済・資本主義とからめて宗教の未来を予測する。(2016) 宗教の存在しない社会は無かった 宗教の存在しない国や民族というものは、こ…
ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書) 服部正也は日本銀行出身、一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった―。本書は物理的条件の不利に屈せず、…
近代世界と奴隷制―大西洋システムの中で プランテーション労働に基づく南北アメリカの黒人奴隷制と大西洋奴隷貿易を、大西洋システムを背景に克明に分析し、近代奴隷制を資本主義世界との密接な関連の下に捉えた労作。(1995) 表紙:植民地本国あるいは擬人…
ソビエト帝国の復活―日本が握るロシアの運命 (カッパ・ブックス) ソ連は1980年までは経済成長を続けていた、ではどうして崩壊したのか? toshi_tomieのブログ : ソ連崩壊の真相(2) 非効率な経済が原油をがぶのみして油田が枯渇したためーーゴルバチョフ改…
ザ・シティ 金融大冒険物語 浜氏はマクロ経済学の研究家、国際金融都市として発展を続ける英国ロンドン「ザ・シティ」。 シティはなぜ世界の金融の中心であり続けるのか。(2009) フランスとの戦費を融資する イングランド銀行がいわゆる中央銀行としての位…
世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫) 川北氏は世界システム論の研究家、近代の世界史を有機的な展開過程として捉える見方、それが〈世界システム論〉に他ならない。第一人者が豊富なトピックと共にこの理論を解説する。(2016) 近代…
産業革命 (世界史リブレット) 長谷川氏はイギリス近代史の研究家、産業革命によってエネルギーの石炭へのシフトが進み、人口の増大と経済成長を調和的な形で進行した。産業革命は人びとの生活にどのような影響を与えたのだろうか。(2012) エネルギー革命 …
数学嫌いな人のための数学―数学原論 小室直樹は経済学、社会学の研究家、数学が登場した歴史的背景は何だったか?(2001) 数学は論理学から始まった 近代数学はギリシャに始まった。ギリシャの優れた論理学と結びついたからである。ギリシャの論理学は、ア…
物語 シンガポールの歴史 (中公新書) 岩崎氏はシンガポール地域経済の研究家、一人当たりのGDPで日本を抜きアジアで最も豊かな国とされるシンガポール。一九六五年にマレーシアから分離独立した華人中心の都市国家は、英語教育エリートによる一党支配の下、…
経済史入門―経済学入門シリーズ (日経文庫) 川勝氏は比較経済史の研究家、 経済史とは、理論と歴史が統合される場である。経済の大きな流れを捉え、歴史観と精緻な分析手法を合わせ持ったシュンペーターの考え方を応用して、経済がダイナミックに発展する理…
株式会社とは何か (講談社現代新書) 友岡氏は企業会計の研究者、企業はもうけるために存在する。ならば、何がどこまで許されるのか。(1998) どうして株式会社が普及したか?~本書の結論 スミスが否定するような非効率性、というデメリットよりも、大資本を…
株式会社とは何か (講談社現代新書) 友岡氏は企業会計の研究者、企業はもうけるために存在する。ならば、何がどこまで許されるのか。(1998) どうして株式会社が普及したか?~本書の結論 スミスが否定するような非効率性、というデメリットよりも、大資本を…
オランダ東インド会社 (講談社学術文庫) 永積明(1929-1987)は東南アジア氏17世紀前半、オランダは葡・西・英と東インド香料貿易の覇を競い、これを制した。その核となったのがオランダ東インド会社である。単行は1971年、文庫は2000年) 会社設立の背景 (オラ…
経済は「競争」では繁栄しない――信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学 ザック氏は神経経済学者、経済を繁栄へと導くものは「天然資源」でも「勤労意欲」でもなく「信頼」だった!神経経済学を世界で初めて提唱した俊英が、信頼で経…
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす シーゲル氏は金融論の研究者、投資家に本当の利益をもたらすのは、企業の急成長ではなく永続である。(2005) アメリカの鉄道産業 1950年代半ば、傾きかけていた鉄道業界は、さらに二重の打撃に見舞われた…
文明の誕生 - メソポタミア、ローマ、そして日本へ (中公新書) 小林氏は古代オリエント氏の研究家、都市や道路、お金やカレンダー、文字や宗教、そして動物との関係まで、私たちの文明がいつ生まれ、どう変わったのかを巨細に辿る。 (2015) 国王の横顔を刻ん…
企業家とは何か 革新の担い手「企業家」をシュンペーターはどう捉えたのか。現代に生きる古典の初邦訳。(論文は1928~1949に執筆、本書は1998) ヨーゼフ・アーロイス・シュンペーター(1883-1950年) オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)モラヴィア…
貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435) 西部氏は進化経済学の研究家、貨幣が持つ不思議な原理と予期しない振る舞い。(2014) 貨幣と言葉 貨幣は物々交換をより効率的で便利にするものというより、その存在自体が物と物との交換を始…
ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 広井氏は公共政策、科学哲学の研究家、富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか――。(2015) 資本主義の後に来るのは第三の定常化社会の入り口か? 現在…
資本主義は海洋アジアから (日経ビジネス人文庫) 川勝氏は比較経済史の研究家、 なぜイギリスと日本という辺境の島国が経済大国になれたのか。それは決して偶然ではない。海洋アジアとの競争・脱却という視点で説明できるのだ―。(2012) 明治維新の後、日本…
知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか バーグ氏は文化史の研究家、知はいかにして社会的制度となり、資本主義世界に取り入れられたか。(2004年) 印刷出版、そして資本が知識の商品化を加速 本の出版それ自体商売であり、実業家たちの関心を惹きつ…
ジンメル・つながりの哲学 (NHKブックス) 菅野氏は社会学の研究家、ドイツの思想家ゲオルク・ジンメルの「つながりの哲学」=「社会はあらかじめ存在するのではなく、人と人の日々のコミュニケーション=相互作用の集積から生まれるものである」を説明する。…
文明の海洋史観 (中公叢書) 川勝氏は日本経済史が専門、農業社会から工業社会への移行という「陸地史観」の常識に挑戦し、海洋アジアを近代の発生源とする「海洋史観」を提唱。(1997) 1873年10月にダーウィンからマルクスに宛てた書簡(草稿か投函されなかっ…
時計の社会史 (中公新書 (715)) 角山氏は経済史の研究家、時間をめぐる比較文化史(1984年) シンデレラ物語 シンデレラ (英: Cinderella) の童話は仏語の『サンドリヨン(仏: Cendrillon)』、『灰かぶり姫』あるいは『灰かぶり』に由来する。日本ではシャルル…
ニシンが築いた国オランダ―海の技術史を読む 田口氏は海事分野の研究者、16~18世紀、資源の乏しい小国オランダはニシン漁業で財をなし、欧州一の繁栄を誇った。オランダ黄金時代の栄光を海洋技術の発展とともに描く。(2002) ニシンが築いたオランダ オランダ…
本書の著者ディー・ホック氏はVISAの創業者。ディー・ホック氏は1968年にVISAの前進を立ち上げるが、本書でクレジットカードビジネスの本質を記している。 VISAのコマーシャルに"price less"というのがあったが、、、 VISAカード VISAカードは1958年のにBank…