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毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

ライターズ・ブロック、という言葉を知っていますか?~『 明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』

 明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 (講談社現代新書)  

小説家・海猫沢めろんが最先端の研究を行う7人の科学者を訪ね、「人間化する機械」と「機械化する人間」、その両方がぶつかり合う境界を見つめ、「人間」について考えます。

 

 

ライターズ・ブロック

作家の世界には「ライターズ・ブロック」という言葉があって、いきなり文章が書けなくなる時期があるんです。ぼくは今それに苦しめられてるんですけど・・・最近は治す方法がわかってきて、何をするかっていうと、ノートを用意しておくんですよ。その時期に入ってしまったら、朝起きた瞬間に何も考えず、まずそのノートに文字を書くんですよ。なんでもいいんですよ。止まっちゃいけない。書くことがなければ、書くことがない、とか、わー、とかなんでもいいから手を動かすんですよね。それを3ページぐらいブワーッて書くんです。そうすると、その日書けるようになるんです。起きた瞬間って理性がうすいから、そのときに感覚的なものを先にインストールしてしまうってことなんだと思うんですけど。(237ページ)

僕はロボット

ぼくは子供の頃、自分がロボットだと思っていました。あまり悩むこともない単純な人間だったこともありますが、あるときに、ふと自分の行動の多くが、環境に支配されていることに気づいたのです。(3ページ)

明日、機械がヒトになる

過去からは想像がつかないほど機械は生物や人間に近づいています。もしこのまま機械が進化をすれば、将来、ヒトのほうが単純な機械になるのではないでしょうか。(7ページ)

小説家、海猫沢氏は小説を書くロボットになりたい?

我々は環境に大きな影響を受けている。環境を制御できれば人間という複雑な仕組みも制御できることになる。

本書本筋とははずれるが、小説家としてライターズ・ブロックの実践方法を書いている。文章を書く感覚をインストールすれば、ある意味ロボットの様に文章を書くことができる。

我々は感覚という環境を整備すれば“ロボットの様に”アウトプットが出せるのかもしれない。海猫沢氏の望みが小説を書くロボットになることかは言及していない。しかしAI、あるいはロボットを活用して、より良い小説が書けるのであればそれも方法であろう。

文学は人を喜ばせるためにあるのだから、、、。

蛇足

ライターズ・ブロック対処法を活用してみる

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