毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

ゴールデンウィークを120%楽しむ為に1分でできる事~5月7日の朝、達成を実感できる!

 自分では気づかない、ココロの盲点池谷氏は神経回路の研究家。

あなたが正しいと思うことが間違っている理由30。自分で自分が怖くなる! 自分を知って謙虚になれる、最新の「認知バイアス」練習問題。

 

ゴールデンウィークの直前に、私は「記憶は好きに変えられる事」に気づき、驚く。

 

本書の練習問題、を紹介、下の文章を眺める。

 

 

 次にこの絵を眺めてみる。

 

  質問に答えて下さい。

単語リストを手で覆い隠して、次の問題に答えて下さい

 先程のリストにあったのは次のどれでしょうか。

 ①味

②かたい

③甘い 

 

記憶錯誤のなせるわざ

 自信を持って「③甘い」と答えた人が多いでしょう。正解は①の味です。このように、ありもしないことを誤って思い出してしまう例は多数報告されています。なぜ想起ミスをするのでしょうか。「記憶」の本来の目的を考えればわかります。

記憶は未来に向けたメッセージです。将来の自分に役たって初めて意味を持ちます。だから役に立つように記憶内容がゆがめられます。

先程のリストには「甘いもの」が並んでいました。とすれば、全体の意味をつかむように「甘い」と思い出したほうが、現実の世界では有益です。

コンピューターに「味」を無視して「甘い」と答えさせることは非常に困難です。そんな難易度の高い芸当を一瞬でやってのける脳、ステキです。(67ページより再構成)

記憶錯誤を利用してゴールデンウィークにやる事

ゴールデンウィーク中にやりたい事を一つ決める。それに関係する事を沢山想像してみる。ゴールデンウィーク中に本屋に行って本棚をみる。

 

 「将来の自分にとって役に立つ様に記憶を変える」為には将来の自分にとって何がやりたいかを決める、その上で本屋に行ってみたら関連した本が手に入る。

 5月7日の朝、その本を思い出せば「やりたい事が実現できた」という記憶が得られる。

 

村上春樹氏の本は再読中、いったん話題を切り換える為に画像をいれました。

蛇足

私のやる事リスト、将来の趣味になる本を本屋で探す。