ノーベル賞と北里博士

今年もノーベル賞候補の季節になった。 北里柴三郎の生涯―第1回ノーベル賞候補 第1回ノーベル・生理学医学賞は、ドイツの最近学者であるエミール・ベーリングに授与されているが(1901年)、受賞理由は「血清療法、特にジフテリアに対する血清治療の研究」における業績だった。あまり知られていないことだが、実はベーリン…