言語
言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス) ピンカー氏は心理言語学者、言語本能説の前提として、人は普遍的な心的言語で思考することをまず洞察する。さらに、文法のスーパールールが生得であること、その基本原理を幼児は母語に応用して言葉を獲得することを…
教養は「事典」で磨け ネットではできない「知の技法」 (光文社新書) 成毛氏は書評家(でもある)、辞書・辞典・事典・図鑑―― ググっても見つからない、未知の世界がここにある。(2015) 字引学問でいい 「字引学問」という言葉がある。深くは知らない分野…
教養は「事典」で磨け ネットではできない「知の技法」 (光文社新書) 成毛氏は書評家(でもある)、辞書・辞典・事典・図鑑―― ググっても見つからない、未知の世界がここにある。(2015) 字引学問でいい 「字引学問」という言葉がある。深くは知らない分野…
さすらいの仏教語 (中公新書) 玄侑氏は作家、私たちの周りでは仏教由来の言葉が数多く使われている。(2014) 言葉とは 言葉は人間の一生とは比べものがないほど長生きだ。いや、短命な言葉も勿論あるが、ここで取り上げた言葉たちはみな果てしなく長寿である…
辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術 (PHP新書) 飯間氏は辞書編纂者、言い方次第で、人間関係もぐっと変わる! 『三省堂国語辞典』編纂者が探究する、今よりちょっと上の日本語生活とは?(2015) 3つのトピックスを取り上げる。 あやまるとわびる 「あやまる…
日本語の源流を求めて (岩波新書) 大野晋(1919ー2008)、国語学者、日本語は、いつ頃どのように生まれたのか?古典語との格闘から日本語の源流へと探究を重ねた。2007年刊 日本語と中国語は同系列ではない 日本語と中国語とを比較すると、単語については「対応…
私の国語教室 (文春文庫) 福田氏は評論家、歴史的かなずかいは「表記法は音にではなく、語に随ふべし」といふ原則に従っている。2002年刊 文字は絵文字であった 発生的に考えれば、文字は音声とは無関係に、かつ音声を伴わずに、まず絵文字として出現したの…