毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

テクノロジー

我々の理想郷は「地球村」なのかもしれない~『ノイマンの夢・近代の欲望―情報化社会を解体する 』佐藤俊樹氏(1996)

ノイマンの夢・近代の欲望―情報化社会を解体する (講談社選書メチエ) 佐藤氏は社会学の研究家、「技術が社会を変革する」=技術決定論を脱構築し、技術と社会のダイナミックな対話を通して、21世紀社会を展望。(1996) 2010年改訂版が出ていました。 マクルー…

"Only is not lonley."から”弱い力を集める”まで~『インターネット的 』糸井重里氏

インターネット的 (PHP文庫) 糸井氏は1998年以来、ほぼ日刊イトイ新聞を主宰、インターネット登場後の世界について考察したものだが、 読む者は、この十年間に起きた変化の本質を、 そしてこれからのことまでをも、十年前のこの本によって 知ることになるだ…

青色LEDの活用は始まったばかり~『天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで 』天野 浩氏(2015)

天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで (ブルーバックス) 天野氏は2014年ノーベル賞受賞、本当にすごいのはこれからだ! 青色LEDはなぜ夢のある技術なのか、その原理と研究の最前線を開発者自らが分かりやすく紹介。(2015) LEDは半導体…

青色LEDの活用は始まったばかり~『天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで 』天野 浩氏(2015)

天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで (ブルーバックス) 天野氏は2014年ノーベル賞受賞、本当にすごいのはこれからだ! 青色LEDはなぜ夢のある技術なのか、その原理と研究の最前線を開発者自らが分かりやすく紹介。(2015) LEDは半導体…

青色LEDの活用は始まったばかり~『天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで 』天野 浩氏(2015)

天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで (ブルーバックス) 天野氏は2014年ノーベル賞受賞、本当にすごいのはこれからだ! 青色LEDはなぜ夢のある技術なのか、その原理と研究の最前線を開発者自らが分かりやすく紹介。(2015) LEDは半導体…

電子書籍は出版全体の9%弱、アメリカの5年遅れ~『ルポ 電子書籍大国アメリカ』大原ケイ(2010)

ルポ 電子書籍大国アメリカ (アスキー新書) 大原氏は出版エージェント、本の電子化で読書習慣、思考の仕方、出版社・著者・読者のあり方はどう変わっていくのか? 本書は2010年の出版、アメリカの電子書籍黎明期の状況を知りたくて本書を手にとる。(2010) …

ロングテールは有名、ではその反対は何?~『ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』

ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) アンダーソン氏はハイテク雑誌の編集者などを経験、ニッチ商品の集積が、メガヒットの収益を凌駕する!ITの進歩によって多数の非ヒット商品の管理・宣伝コストが限り…

ムーアの法則が教えてくれる、未来のつくり方~『未来のつくり方 シリコンバレーの航海する精神』池田 純一 氏 (2015)

〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神 (講談社現代新書) 池田氏はメディア・コミュニュケーション分野の実務家、なぜアメリカは“未来”を語り続けるのか?Google、Amazon、Facebookが目指すものとは?なぜ、すべてアメリカで生まれたのか?(2015) ム…

世界の誰とでもつながれたら何でもできる気持ちにならないか?~『ビッグの終焉~ラディカル・コネクティビティがもたらす社会の未来』(2014)

ビッグの終焉: ラディカル・コネクティビティがもたらす未来社会 ニコ・メレ氏はテクノロジーを活用した戦略論のコンサルタント。人と人がいつでも、瞬時に、地球上のどことでもつながり合う能力は、世の中を劇的に変えている。(2014) ラディカル・コネクテ…

クリーンディーゼルとコモンレールを知っていますか?、エンジンはまだまだ進歩できる事に気づく~『ディーゼルエンジンの徹底研究』(2012)

ディーゼルエンジンの徹底研究 鈴木氏はディーゼルエンジン開発の技術者、燃焼改善や排出ガスの後処理技術などの急速な進化により注目されるディーゼルエンジンについて解説。2012年刊 エンジンのエネルギー損失は排気ガスと冷却水で失われる熱が大きい。 こ…