毎日1冊、こちょ!の書評ブログ

2013年8月から毎日、「そうだったのか」という思いを綴ってきました。

2014-09-10から1日間の記事一覧

身体論の持つ意味とは?~分子生物学が物理と生命の垣根を取り払った現代において

身体論 東洋的心身論と現代 (講談社学術文庫)“心”と“身体”―デカルト以来の近代西洋哲学が幾度となく究明を試みたその問題は、東洋思想の照明を受けつつ、今日最もヴィヴィッドな課題として我々の前にあらわれている。 近代ヨーロッパのアプローチ 近代ヨーロ…